T子
男子高校生と二人暮らし
人に叩かれる怖さから親業をしている間に周りに合わせて本来の自分を無くしていまい、自分の『好き』が分からなくなってしまったT子。
月1回のzoomで12ヶ月間サポートしたT子が、子どもへのストレスが減って、親業で無くした本来の自分を取り戻せた理由をインタビューしてみました♪
T子:
一人暮らしの時は上手く回っていました。上京して直ぐに仕事が決まったり、ご縁で良い条件の仕事につけたり。
楽に物事が進んだのは自分が好きな人としか付き合わなかったから。その頃は自分が自分であっても誰も非難しないし、非難されるところに行かなくていい。だから人が怖いとも思いませんでした。
だけど子どもがいると、子どもがらみで苦手な人とも付き合わなくちゃいけなくなって、親業の環境が自分の個性や考え方と全く合わなくて、何をしても周りから叩かれて人が怖くなりました。子どもと2人で田舎で暮らした時には村の人に仲間はずれにされて人を信頼できなくなりました。
自分を無くして周りに合わせて、気が付くと親業をしている間に自分で自分の個性を全部潰して、本来の自分ではない自分になっていました。そして本来の自分もわからなくなりました。
T子:
育児の為に自分を押し殺して子どもに全力投球していたから
(子どもはもしかしたら親にそんな事を求めてないかもしれないのに)
と、子どもに腹を立ててしまっていました。
子どもに振り回されて、家が休まらない。子どもといつももめていて、自分に疲れていました。
当時じゅんちゃんに子どものことは脇においてと言われたけどできませんでした。その時は子どもと切り離せなくて、
じゅんちゃんから「楽しいことをやってみよう」と提案されてやってみるものの、何をやっても楽しくない。楽しいことってそもそも何?って分からない状態でした。
ストレスがあると楽しいことが見つけられなくて、好きな絵も描けなくなるので
自分は何にストレスを感じているのか自覚して、そのストレスをなくしていくことが大事だと思いました。
T子:
頭では自分を変えたいと思っているけれど最初の一歩を踏み出せない状態でした。
じゅんちゃんの具体的な提案と背中を押してくれる安心感は自分を変える第一歩を始めるきっかけになりました。
T子:
じゅんちゃんの提案に挑戦しているうちにだんだん本来の自分を思い出していきました。
今までは子どもの将来が不安でずっとどうしようと思っていたけど、親として最低限のことをやったら良いんだ、そう思うと楽になれました。
保護者としての役割は果たすけど前向きに子どもの人生と自分の人生を別に考えられるようになりました。母親でも自分の為に時間を使って良い・自分の事を考えて良いという意識が芽生えて、周りに合わせないで本来の自分に戻ろうと思いました。
今は自分ものんびりしてストレスがない状態だから、
ストレスがなくなって色々なことをやり始めると、これ以外と面白いな、じゃあ次はあれやってみようと連鎖的にやってみたい事が思い浮かびます。そこから楽しさを感じ始めて、自分がやって楽しいと思うことをやろうと思い始めました。それまでは収入が得られれば仕事は何でも良いと思っていたのに、リゾートバイトに行きたい発想も出てきました笑
「楽しいことをする」ってじゅんちゃんの提案も、その時は嫌じゃないけどそんな事が何になるの?って思ってました。
今は楽しいことを日々することで直接的には何も産まないけど、それがタネになって後で好きなもので才能の花を咲かせると理解できました。
T子:
自分がやり易いことをやるより苦手な行動の方が自分に対して分かりやすい達成感になると思いました。簡単な行動だと変化も緩やかで、私も変化がそんなに無かったかもしれません。自分ではやろうとしない事をやる方が変われると思います。
だからハードルの高い提案にチャレンジする方がその時はキツイけど、簡単なことをやるより良かったなと思います。チャレンジする方が自分に対して「めっちゃ頑張った私!」と言えて
と、大きな挑戦を自発的にはできなくても、小さいことに対してチャレンジ精神が持続すると思います。
長江:
ちゃんとT子が変わりたいと思っていた部分に対してのハードルの高い提案になっていたと思う?
T子:
その当時はハードルの高い提案をやる意味が分からなかったし嫌だったけど、今ではめちゃめちゃ意味があったと感じます。
やりたくなかったのは周りの人に比べて自分の自信のなさもあるだろうし、自己肯定感が低かった。
「私なんか」って、無意識に自分で自分の価値を下げていたから人の目を気にして行動できなかった。
でも勇気を出してやってみると「意外とみんな冷たくないな。自分が思うほど皆んな排他的じゃないな」って思えました。
じゅんちゃんからの人間関係や自己肯定感に対してのハードルの高い提案に意味があって、そこと関係ないハードルの高い提案だったら意味がなかったと思います。
今は自分が変化したことによって前ほど苦手な人に対しての極端な拒否感がなくなったり、他人が気にならなくなりました。
T子:
じゅんちゃんは良い意味で異質な存在で、他の人が用いない様な問題解決の仕方を提案してくれそうで、自分の違う何かが開けるかなって思いました。内面も健康的で、何でそんなに清々しの?って最初の頃に質問したと思います。自浄能力が高いというか、インドア派の人は一瞬心が晴れるけどまたモヤる。でも潤ちゃんはモヤったら取り会えず走るか!ってなるアウトドア派のイメージです。
長江:
他のカウンセリングやコーチングとの違いはある?
T子:
考えてみてって言われても答えが出ないものが、じゅんちゃんだと具体的な行動を提案してくれるから実行はできるし、やってみて体感として分かる。だから分かり易い。
そう言われても、自分の気持ちとか好き嫌いとかそれが分からないから皆んな困っててカウンセリングやコーチングしてもらってるのに。
具体的な行動をすると
自分の気持ちが分かるし、何かが変わることもある。行動した結果ダメだったとしても次の案をじゅんちゃんが考えてくれる。
やりたい・やりたくないは別にして指示が具体的だと分かり易くてできる。
脳内で説明して解決させる対話だけの問題解消じゃなくて、とりあえず体動かして汗かこう!っていうのが潤ちゃんの提案。大多数の人がしないような提案です。だって思考が全然違うから提案も他と違う。言葉だけのやり取りをするインドア派の人は何かを変える為の対話で潤ちゃんのような提案は絶対しない。
時にはバカっぽい提案もあるけれど、時間が経って省みると意外と悪くなかったかも?なんて思えるから不思議です!
T子:
そう思う事でも、背中を押してもらってると感じる安心感とサポートがあったから一人では絶対やらない色々な挑戦ができました。